更新日: 2017-06-26 17:46:04

大事なデータを守る、セキュリティ強化&バックアップ術

著者: OKWAVE_PCMaster

編集者: OKWAVE_PCMaster

閲覧数: 3068

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はじめに

Photo by acworksさん from photo AC

インターネットが社会の重要なインフラとなって既に20年以上。そこに接続して使うデジタル機器は、さまざまな脅威にさらされるようになりました。近ごろは、インターネットに接続されるあらゆる機器がハッキングの対象となっています。インターネットに接続して使うことが前提のスマホはもちろん、常時接続の環境下で使うのが一般的なパソコンでも、十分なセキュリティ対策を施す必要があります。


しかし、パソコンに関しては過剰な心配は必要ないようです。セキュリティ対策は必要ですが、重要なのは必要とされる手続きを確実に実行すること。その姿勢さえ維持すれば、インターネット上で悪さをする人々は、他のターゲットに移っていきます。


ここでは、パソコンに関して、どのようなセキュリティ対策が必要なのかをご紹介しましょう。また、パソコンとスマホを連携させることで可能になる、安心の運用形態にも考えます。

定期的なアップデートを必ず実行! OSやアプリを最新状態に保つことの重要性

パソコンをインターネットに接続して使う上で注意する点は、大きくふたつあります。ひとつ目は、ウィルスやスパイウェアといった悪さを仕掛けてくるソフトウェアへの対策。もうひとつは、フィッシング詐欺に代表されるような、パソコンを操作する人(つまりあなた)を欺いて個人情報や金品などをだまし取ろうとするサイトや人々への対策です。


これらのうちウィルスやスパイウェアへの対策は、パソコンに入っているソフトウェアを常に最新状態にしておくことで対処するのが基本です。

パソコンのウィルスやスパイウェアは、パソコンのOSやアプリケーションの不具合を突いて、攻撃や悪さを仕掛けてきます。その不具合箇所をふさげば、インターネット側からウィルスやスパイウェアを受け取っても、それらはパソコン上で機能しなくなります。また、そもそもパソコン上に侵入できなくなります。


現在のOSやアプリケーションは、非常に高機能です。この高い機能を実現するために、全体としてはとても大きなプログラムとなっています。プログラムの内部はたくさんのモジュールで構成されていますが、これらが連携することによって機能するため、個々のモジュールに理論的な問題がなくても、それらが幾つか協同して動く時に不具合が出ることがあります。もちろん、モジュールそのものにセキュリティ面の弱さがある場合もあります。


OSやアプリケーションはこのような不具合を基本的に内包しているものですから、メーカー側も常にセキュリティ面の改善を行っています。この結果が、OSやアプリケーションの更新に反映されます。

つまり、OSやアプリケーションの更新があるということは、現時点でのプログラムに不具合があるということです。必ずしもセキュリティ面の不具合ということはありませんが、何らかの改善点がなければ更新プログラムは公開されません。更新プログラムが公開されたら、速やかに導入する必要があるのはこのためです。

更新プログラムの確認とインストール

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Windows10が入ったパソコンを購入した場合、OSの更新は自動的に行われる設定になっているのが普通です。設定が自動更新になっていれば、更新プログラムが公開された時に自動的にパソコン内のプログラムが新しくなります。更新操作の手間もいらないので、通常はこの状態で使うのがよいでしょう。


どのような設定になっているかは、スタートボタンから「設定」→「更新とセキュリティ」→「詳細オプション」を選ぶと確認できます。この画面で「更新プログラムのインストール方法を選ぶ」の項目が「自動(推奨)」になっていればOKです。

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ちなみに、この確認画面では「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手します。」の項目にもチェックマークを入れておきましょう。この設定にしておけば、Windows以外の、たとえばOfficeなどのプログラムも更新されます。


昨今は、OSだけではなく、アプリケーションの不具合を狙い撃ちするウィスルも多数登場しています。ユーザー数が非常に多いマイクロソフトの製品はハッカーやクラッカーの標的とされることが多いので、更新プログラムは速やかに導入するのが重要です。

マイクロソフト製以外のアプリの更新にも要注意

もちろん、アプリケーションの更新プログラムは、マイクロソフト製プログラム以外でも公開されます。しかし、更新の有無は実際にそのアプリケーションを起動して更新状況を確認するまで分からないことが多いようです。


一部の大手メーカーのアプリケーションは、タスクバー上に更新プログラムの有無を表示したり、画面上にメッセージを出したりします。しかし、自動的にプログラムの更新を行うものは稀です。更新プログラムの存在を知ったら、早めに更新作業を行いましょう。

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タスクバーなどに表示を出さない多くのアプリケーションでは、メニューバーの「ヘルプ」や「その他」の項目内に更新プログラムの有無を確認する機能が配置されていることが多いようです。たまに確認して、最新バージョンを維持しましょう。

怪しいサイトにアクセスしない。重要情報の発信には「https://」を確認

インターネットやパソコンを安全に使うには、接続する先についても意識をする必要があります。これがふたつ目の安全対策となります。

残念なことに、インターネット上には人を騙し欺いて情報や金品などを得ようとする人たちが存在します。そのような人たちがいる場所にアクセスしないことは非常に重要です。

気をつけなければならないのは、SNSや個人のWebサイトなどで紹介されるURLを辿ることです。この手のURLには、有名サイトとそっくりな画面デザインを施した偽サイトへの誘導を行うものがあります。URLもそっくりで騙されやすいのですが、もし、このように辿り着いた先が通販サイトだったりした場合は要注意です。登録したクレジッドカード番号が悪用されたり、銀行から送金したのに品物が届かなかったりするようなトラブルが少なからず報告されています。


また、住所や氏名といった個人情報を入力する画面なのに、情報が暗号化されないサイトにも気をつけるべきでしょう。こちらから送信するデータが暗号化されるか否かは、接続しているWebページのURLで判別できます。

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URLが「https://」 で始まっていれば、こちらから発信するデータは暗号化され、通信経路上での盗聴やなりすましなどができないことを示しています。しかし、「http://」 から始まるURLでは、暗号化は行われません。ちょっとした知識があれば簡単にデータを覗ける状態なので、個人情報を入力する画面では確認する習慣にするとよいでしょう。

ウィルス対策ソフトの導入で、さらなる安心をプラス

Windowsには、ウィルス対策として「Windows Defender」というアプリが標準で用意されています。特にWindows10に搭載されているDefenderは強力で、他のウィルス対策ソフトが不要とする人もいます。

パソコンのウィルス対策に関する考え方は人それぞれで、Defenderで十分という人がいる一方で、Defenderを使うよりも他のウィルス対策ソフトの方がよいという意見もあります。パソコンに詳しい人でも意見の別れる分野なので、ビギナーには難しい問題であることは確かです。


残念なことに、多くのセキュリティ対策ソフトはDefenderと併用できないのが普通です。このため、別途ウィルス対策ソフトを導入しても、Defenderで防御の薄い部分を補完するような使い方はできません。つまり、ユーザーはDefenderを使うか他のウィルス対策ソフトを使うかの選択を迫られていることになります

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ただ、ひとつだけ言えることがあります。それは、Windowsに標準で付属するDefenderは利用者が多いので、ハッキングやクラッキングの対象として注目されやすいということ。ハッキングやクラッキングを行う人は限られた労力で最大の効果を上げようとするので、利用者が多いDefenderが狙われやすいというのは自然な考えです。

この意味で、Windowsパソコンのセキュリティ対策は、標準のDefenderではなく、別途セキュリティ対策ソフトを導入した方が安心感は高いと思われます。

もちろん、どのようなセキュリティソフトを選ぶかは非常に重要です。メーカー製のセキュリティソフトにはそれぞれに特徴があり、ガードする分野にも得手不得手がありそうです。しかし、セキュリティソフトそのものもプログラムの更新やウィルス情報の更新によって日々機能を強化しています。


つまり、情報ファイルの更新が頻繁に行われるウィルス対策ソフトが最強ということ。多くのウィルス情報を管理して速やかな対応をするにはある程度の規模が必要ですから、大手のメーカーが販売する有名なセキュリティ対策ソフトが安心ということになりそうです。

消えてから気づく、スマホのデータの重要性。PCとスマホを連携して、万が一の“Xデー”に備えよう!

パソコンを安全・快適に使うには、データの扱いについても配慮する必要があります。特にバックアップは重要。バックアップがあれば、パソコンにトラブルが発生しても大事なデータを復活させられます。

バックアップで重要なのは、プライベートに関する唯一無二のデータを優先することです。たとえばデジカメで撮影した画像は、バックアップがない状態で失うと復活できません。単なる画像ではなく思い出を失うことを考えれば、小まめにバックアップ操作を行う重要性が理解できるでしょう。

Windowsパソコンの場合、特に変更しない限り、個人が作ったデータはCドライブの「ユーザー」ファルダ内にあるユーザー名が付いたフォルダの中に入っています。バックアップは、このフォルダをバックアップ元とするのが簡単です。


ファイルのバックアップは、同一のストレージ内で行ってもあまり意味はありません。たとえば、パソコン内のHDDにあるデータは、外付けHDDやDVDなどにバックアップを取るべきです。

Windows10標準のバックアップ機能

ちなみにWindows10では、指定したフォルダを定期的にバックアップする機能が搭載されています。もし、パソコンに複数のドライブが搭載されているのであれば、この機能は便利です。

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この機能は、「設定」メニューから「更新とセキュリティ」を選び、さらに「バックアップ」という項目を開くことで設定できます。バックアップ対象のフォルダの他、バックアップを実行する時間やバックアップファイルの保持期間が指定できますから、いろいろと調整してみるとよいでしょう。


ちなみに、ファイルのバックアップ作業は複数のHDDやSSD間でファイルをコピーすることになり、処理が実行されている間はパソコンのパフォーマンスが落ちることがあります。Windows10のバックアップ機能は、標準で1時間間隔が設定されています。また、最短では10分間隔の指定も可能です。しかし、あまり間隔を短くするとパソコンの処理が重くなったりすることを知っておきましょう。

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この他、最近ではクラウド上のストレージに自動でバックアップを行うサービスやソフトウェアも各メーカーから発表されています。ノートパソコンなど、パソコン内に風数のHDDやSSDを搭載できない場合は、これを利用するのもひとつの方法です。

まとめ

現在では、パソコンを安心して使うには、セキュリティ対策とバックアップが必須です。「備えあれば憂いなし」という故事があるように、必要とされる対策を施しておけば、ウィルスやデータの紛失を恐れる必要はありません。キチンとした対策をして、安全で快適なパソコンライフを送りましょう!

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