更新日: 2015-11-26 15:09:00

外壁塗装の湿式工法と乾式工法

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はじめに

建物の外観イメージに大きく影響する外壁材は文字通り外壁を覆う素材です。雨や風に強い耐候性や耐水性、外部の騒音を防ぐ遮音性、延焼から住まいを守る耐火性、紫外線の影響を軽減し、住まいを長持ちさせる耐久性など、様々な性能が求められます。


また、外壁は家のデザインやイメージ、印象などに大きな影響を与えますので、それらを考慮して外壁材を選びたいものです。


外壁には種類がたくさんあります。施工方法によっても湿式工法と乾式工法の2種類に分けられ、その中でも素材によって様々に分かれていますので、どのような種類や素材があるのかを順番に見ていきましょう。

STEP1 湿式工法は技術力が必要な工法

湿式工法とは、材料に水を含ませ練り混ぜたものを乾燥硬化によって定着させる方法です。


材料の配合の割合や施工については専門的な知識や熟練の技が必要になってくるので、工事費が割高になったり、一定の乾燥時間を設けなければならないために工期が長くなったりと、少々のデメリットはあるものの、高級感があり味わい深い壁面が出来上がるというメリットがあるために捨てがたいものがあります。


湿式工法の主なものとして「吹付仕上げ塗材(モルタル下地+外壁塗装)」「左官壁材(塗り壁)」「タイル」「石材」「レンガ」「コンクリート打放し」があります。


吹付仕上げ塗材ではモルタル下地に塗装仕上げをしていきます。塗装の種類も「薄付仕上げ塗材(吹付けリシン)」「厚付仕上げ塗材(吹付けスタッコ)」「複層仕上げ塗材(吹付けタイル)」があります。


左官壁材では使う材料によって「土壁」「漆喰」「セメントモルタル」の3種類があります。最近は健康への関心の高まりから「珪藻土」のような自然素材の塗り壁もあります。


タイルは湿式工法と乾式工法と2種類あり、湿式工法はセメント材を使用して直接壁にタイルを貼り付ける方法です。


石材やレンガも同様です。


コンクリート打放しは、コンクリートの雰囲気を出すためにわざと塗装をせずにおく場合もありますが、多くは撥水剤で被膜を作りコンクリートの雰囲気は残しながら壁面を守る方法もあります。

STEP2 乾式工法は気軽に出来る主流の方法

乾式工法とは、水を使用せずに板状の外壁材をボルトや釘、ネジで取り付ける工法です。施工性が良く、工期の短縮化がはかれるため、最近では主流となっています。このボード状の外壁材を総称して「サイディング」と呼んでいます。


サイディングにはさまざまな種類と素材があります。


主なものとして、セメント質と繊維質を主な原料とし、圧力釜で高温・高圧の処理をした「窯業系サイディング」、ガルバリウム鋼板とアルミ合金製を素材とした「金属系サイディング」、下地パネルにタイルを取付けた「セラミック系サイディング」、塩化ビニル樹脂を主原料とし、軽量で施工性、メンテナンス性が良い「樹脂系サイディング」、天然木や木質繊維を接着剤で固めて板状にしたもの等、木質材を主原料にした「木質系サイディング」、石灰質原料と珪酸質原料を主原料とし、これに発泡剤や混和材を混合して形成し、養生硬化させた多孔質の軽量気泡コンクリートのパネル「ALC」等があります。


これらのサイディングは色やデザインが豊富で、本物のタイルに似せたタイル調のサイディングもあり、工場生産のため品質が均一で、比較的安価だという特徴を持っています。



まとめ

以上のように多くの外壁材があります。家を長く保つためには、それぞれの外壁材に合ったメンテナンスが必要です。放置して傷みが激しくなると、内部の断熱材や柱、床材や基礎にも影響を及ぼすことになります。


モルタルの壁材には何年かおきに塗装が必要になってきます。サイディングも、目地が切れたり表面がザラザラしてきたりすると水が浸入する可能性があるので、塗装をかける必要があるでしょう。


適切な方法でメンテナンスを施し、建物を長持ちさせ、快適な暮らしを維持してゆきましょう。

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