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更新日: 2014-04-25 16:18:16

赤ちゃんがNICUに入院したときの親の心得

著者: isily

編集者: OKWAVE Guideスタッフ

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はじめに

Photo by フリーイラスト素材サイト「イラストAC」

NICU(新生児集中治療室)とはどんなものなのか、もし赤ちゃんがNICUに入院してしまったときにどうすればよいのか、親として心得ておくこととはなんなのでしょうか。

STEP1 NICUとはどんなところか

Photo by フリーイラスト素材サイト「イラストAC」

NICUとは、新生児集中治療室の英語Neonatal Intensive Care Unit を略したもので、生まれてすぐから治療を受ける必要がある赤ちゃんが入院するところです。

小さく生まれた赤ちゃんや早く生まれた赤ちゃん、新生児仮死、入院中に病気や異常が見られた赤ちゃんなどが入院します。
また、妊婦健診などで胎児に病気や異常があることがわかっている場合、生まれてすぐにNICUに入院するよう決められることもあります。

感染症予防のため厳重に管理されたNICU内には、専門の機器や器具が揃えられ、新生児医療を専門とする医師や看護師が24時間在中し、きめ細かいケアを行っています。
ただし、NICUを持つ病院は多くないことから、近隣の病院から移送入院するケースも少なくありません。

STEP2 NICUでの赤ちゃん

Photo by isily

予定よりも早く生まれてしまった早産児は体がまだ外界で生きられるほど発達していないため、保育器に入れられ、人工呼吸器やチューブ、点滴などにつながれています。保育器に入っていない赤ちゃんも、様々な機材に囲まれており、痛々しく見えてつらく思うかもしれません。

しかし、保育器は未熟な体を発達させるための治療として、お腹の中と近い環境を再現しています。生後まもない赤ちゃんは痛覚が鈍いため、大人が思うほど痛いとか苦しいとか感じていません。
すべては赤ちゃんを元気に退院させるために行っているものなのですから、目をそらさずに見守るようにしましょう。

(写真は、NICU入院中の黄疸の光線治療の様子です)

STEP3 面会について

Photo by isily

NICUでの面会は、感染症予防などから両親のみなど病院によって厳しく決められていて、入室時には手洗い・消毒が必須で、医療用の使い捨てガウン等を着用します。もし、体調が悪い時や感染症の疑いがある場合は、入院中の赤ちゃんに移さないためにも会いたい気持ちは我慢しましょう。
おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟とは、ガラス越しやTV面会などを行っているところがほとんどです。看護師にどうしても会いたいとお願いする人もいますが、入院中のほかの赤ちゃん達のためにも退院するまで我慢してもらいましょう。

また、NICUでは赤ちゃんのケアが最優先のため、急患などで面会や育児指導が突然中止になってしまうこともあります。
そんな時は残念ですが、スタッフの指示に従いましょう。

STEP4 親としての心得

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母子同室などの産院の場合、自分だけ赤ちゃんと決められた短い時間しか面会できない、抱っこできない、お世話できないなど、悲しい気持ちに襲われてしまうこともあるでしょう。

でも、赤ちゃんはがんばっていますし、NICUでの治療は専属スタッフによるきめ細かいケアが行われているため、任せておけば安心です。
自分を責めたり、赤ちゃんをかわいそうと思ったりしないでください。
それよりも、がんばっている赤ちゃんを褒めてあげてください。

NICUに入院中は、育児指導などで赤ちゃんのケアをしっかり学び、母乳を届けるなどして、無理をせず、自分のできることだけやるようにしましょう。入院中は、オムツなどの消耗品を自分で用意するように言われることがあるので、スタッフの指示に従います。
大事なのは、親である自分が健康な体と心を取り戻して、赤ちゃんが退院するときに万全の体制で迎え入れられるようにすることなのです。

STEP5 自分を責めてはいけません

赤ちゃんがNICUに入ってしまったことで、自分を責めてしまうお母さんが多いようです。
NICUの中で専属スタッフに見守られ、赤ちゃんはがんばっています。
お父さんやお母さんが自分を責めて、もっとちゃんと産んであげられたらと思うことはがんばっている赤ちゃんに失礼です。新生児室にいる赤ちゃんとちょっと違うかもしれませんが、無事産まれてきてくれた大切な命なのです。

赤ちゃんにとって、一番必要なのは両親の愛情です。
自分の体調と相談して、面会できる時はできるだけ会ってあげましょう。
抱っこが許可されたら、できるだけ抱っこしてあげましょう。

どうしてもつらい場合は、育児支援やNICU親の会などの自助グループ、カウンセリングなどで相談するようにしましょう。

STEP6 私の経験

Photo by フリーイラスト素材サイト「イラストAC」

私は流産を繰り返す不育症で、投薬・手術などの治療を経て、やっと出産までたどり着きました。
でも、産まれてきた娘は、37週5日の正期産にもかかわらず体重が2018gしかなく、一旦新生児室に入ったものの、その日のうちに同じ階にあるNICUに入院することになりました。
NICU入院後、点滴による治療を行っていましたが、標準サイズで生まれた子よりもずっと小さい手に小さな針が刺さっているのを見るのはつらかったです。

自分が入院中は許可される限り毎日面会して母乳を届けていました。
やっと生まれた子供ということもあり、退院後も毎日片道1時間半の病院に車や電車で面会と母乳配達に通っていたところ、貧血を起こしたり、疲れによるじんましんが出たり、自分の健康を害してしまいました。
娘が退院して、やっと念願の育児が始まると思ったところ、産後の無理がたたって関節炎や骨盤のズレによる腰痛などに悩まされ、長時間歩いたり、抱っこしたりができなかったです。

結局、体調が戻るまで1年近くかかったので、産後1週間で遠方の病院に通うなんて無理をせずにもっと自分の体の回復に気を使っていれば、100%の状態で育児ができたのかなと反省しています。

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isily

isilyです。

実は私、女性の1000人に2~3人といわれる流産を繰り返す不育症患者でした。
投薬治療や手術で、苦節7年、病気を克服して、200...