更新日: 2014-05-08 16:21:39

高齢出産のメリットとデメリット

著者: isily

編集者: OKWAVE Guideスタッフ

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はじめに

Photo by イラストAC

ハイリスク妊娠という概念が生まれる前から要注意妊娠とされているのが、初産を35歳以上で迎える高齢出産です。
しかし、結婚年齢や出産年齢が年々高くなり、今や高齢出産はデメリットばかりではないといわれています。

高齢出産における、メリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

STEP1 高齢出産とは

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高齢出産とは、35歳以上の初産婦による妊娠・出産のことで、世界共通で使われている用語です。以前は高齢初産の年齢は満30歳以上と定義されていましたが、1993年に35歳以上に変更されました。

なぜ、年齢による高齢出産という定義ができたかというと、胎児の染色体異常の発生リスクが35歳を境に急激に高くなるからです。
そのため、安全に妊娠・出産できる年齢は18歳から34歳と定義づけられていて、それ以外の年齢の初産婦は、流産・死産、胎児異常、妊娠の影響による病気、難産、帝王切開など、の可能性が高いハイリスク妊婦とされるのです。

STEP2 高齢出産のデメリット

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高齢出産の場合、染色体異常が起きやすいという研究結果が出ています。
染色体異常が起きるということは、流産や死産の確率も高いですし、障害を持った赤ちゃんが生まれてくる可能性もあるということです。
具体的には、ダウン症など染色体異常の赤ちゃんが生まれる確率が20代0.1%、30代前半0.5%に対し、40代前半は1%、45歳以上は5%と急激に高くなります。
また、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病、合併症、妊娠によって起こる病気になるリスクも高まります。

ほかにも加齢による体力の衰えや産道や子宮口が硬くなっていることから難産となる可能性も高く、難産となれば当然のことながら、産後の回復も遅くなります。
無事出産を迎えても、その後の育児で体力の限界を感じてしまうというママさんや先輩である親の手を借りるどころか介護と重なってしまい大変というママさんもいます。

もちろん、体力低下などは年齢に限ったことではありませんし、美魔女と呼ばれるような年齢を感じさせない若々しい女性も多くいます。
しかし、女性は元々ある有限の卵子を消費していくため、加齢による卵子の老化や減少、内蔵機能の低下などは避けられないのです。

STEP3 高齢出産のメリット

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高齢出産というと染色体異常の確率が高いことなどから批判的な意見を持つ人も多いようですが、デメリットばかりではありません。

・社会経験が豊富なため何事にも余裕を持って接することができる
・男性も女性も社会的にある程度の地位を確立していて金銭的に余裕がある

といったことから、高齢出産だったけど逆によかった、という意見も多いです。
妊娠前に住居を購入して、ローンも残っていないところで出産を迎えたとなれば、精神的にも安定した状態で子育てできますし、子供の教育費も余裕を持って捻出できるといえます。
子供のしつけや避けては通れないママ友とのつきあいも、それまでの人生経験から余裕を持って、上手にこなせるのかもしれません。

また、妊娠・出産の影響で女性ホルモンの分泌が多くなり、体が若返るというメリットもあるそうです。高齢出産されたママさんたちが若いのは精神的なものだけでなく、医学的にも若返っていると証明されているのですね。

STEP4 出産年齢は自分で決める

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女性は、最初の排卵が起きてから閉経するまで妊娠することができます。
しかし、35歳以上になると卵子や子宮内膜の状態がよくないなどの理由で妊娠そのものが難しくなり、妊娠しても20代の妊娠に比べ染色体異常がおきやすくなります。

しかし、晩婚化や不妊治療などで妊娠したのが高齢出産の年齢だったという人も少なくありません。今は周産期医療の進歩から40歳以上の初産でも無事出産できたという人も多く、50代での超高齢出産で元気な赤ちゃんを生んだという方もいます。

一般的な年齢で無事出産しても、様々な理由で虐待などの事件を起こす例もありますし、何歳で出産すればよいというものはありません。
高齢出産はリスクがあり、注意することがたくさんあることを忘れてはいけませんが、赤ちゃんが欲しい、妊娠した、生みたい、という時が重なったときが自分にとっての出産適齢期なのかもしれません。

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isily

isilyです。

実は私、女性の1000人に2~3人といわれる流産を繰り返す不育症患者でした。
投薬治療や手術で、苦節7年、病気を克服して、200...