更新日: 2010-10-01 00:28:23

冬春の観光名所こぼれ話 その三十七 椎原温泉

著者: 冬春

編集者: 冬春

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はじめに

Photo by 冬春

 九州最大の大都市福岡市にある秘境温泉。
 その実態は……

STEP1  九州最大の都市福岡市。

 この街はその人口もさることながら広さもかなりあり、その市の境目が佐賀との県境と重なっている事は意外にも福岡市に住んでいる人も知らない人が多い。
 そして、福岡と佐賀の県境は標高千メートルを超える山もある背振山地がどんと鎮座している。
 この背振山地に多くの雨雲が当たり、その麓に大量の水を蓄えるのである。
 秘湯、椎原温泉はそんな所にある。

 椎原地区そのものの歴史は古い。
 元々、背振山頂に日本三大弁財天の一つが祭られ、その登山口として栄えたのが始まりとされる。
 頂上の弁財天を祭ってある場所を「十の宮」、登山口であるこの椎原地区は「一の宮」として信仰と共に栄えたのである。
 普通の人が思い描く福岡市、天神地区や博多地区から南の方角に出城のように背振山地の山から離れた小山が見えてくる。
 この山は油山といい、福岡市民の憩いの場所として親しまれていたりする。
 その油山を越えた先にゆるやかな田園地帯が広がっている。
 この早良区脇山地区は同じ福岡市とは思えないほどのゆったりした空気が流れている。
 唯一、ここが福岡市だと思わせるのが県道の存在で、福岡市の最南部を通り市街地を通過せずに東西を抜けるバイパスの役割を担っている為に引っ切り無しに車が通っている。
 この県道から椎原温泉と書かれた看板を目印に南に曲がる。
 とたんに車一台すれ違わない道と化したこの道を進む事数分。
 麓の田園風景からちょっとした渓谷が目の前に姿を現してくる。
 このあたりからはっきりと空気が変わる。
 排気ガスなど無い澄んだ冷気が開けた窓から車の中に入ってくる。
 道沿いに沿って流れるこの川の名前は椎原川と言い、川底が見える澄んだ川の中に点在する巨石達が自分が渓谷にいるという事を再確認させてくれている。
 思ったより登った感触は無いのだが、来た道を振り返ると麓が見える。高さ的にはどれぐらい登ったのかはちょっと分からなかった。
 みの温泉は名水として地元で有名なので、びっくりしたのが宿前に並ぶ人の列。
 しかも皆ポリタンクを持っているので良く見ると、水を汲みに来た人達らしく100円でいっぱいにして帰っていっていた。
 この水、天名水といい357メートルの地下から自噴しており、コーヒーなどに使うと味が際立っていいとの事。

まとめ

 椎原温泉

 福岡県福岡市早良区椎原

 泉質 単純弱放射能冷鉱泉

 アクセス
 地下鉄七隈線(3号線)野芥駅 バス20分
 西鉄バス一ツ田停留所 徒歩1分

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福岡県に住む物書きのはしくれ