OKWAVE Guide 印刷用:相場の持つ先見性|OKWAVE Guide[OKWAVE ガイド]

必要なもの
いまは呑気に円高メリットを歓ぶよりも、日本経済をガタガタにしてしまう、デメリットにこそ注視しなければなりません。

怪しい雰囲気になっていたのは世界の株式市場だけではない。

【ステップ1】

金価格は相変わらず上昇の一途なのに対して、WTI原油価格、CRB商品価格の中長期的観測による分析は、上昇トレンドから下降トレンドに転換する局面にあったことです。これは、経済の転換点を示唆するものになります。

【ステップ2】

一時的な回避はできたものの、欧米の金融危機は先送りされただけで何一つ解決されている訳ではないので、そのことが今後どのような影響を及ぼすのか予断が持てない状況にあります。

日本にとって重要なことは、米国債の格下げにより株価が下落を続けるようであれば、米国は直ちに国益を守る為にQE3(金融量的緩和第3弾)を打ち出してくる可能性があることです。(ドル安政策を継続)

そうなれば更に円高が進むことになってしまいます。既に企業の採算ベースとなる80円を突破しており、これ以上のコストダウンを迫られるようであれば国外移転しか方法が残されていないのが現状です。このような空洞化が進めば、日本の経済は根本から崩壊する瀬戸際に立たされることになるでしょう。

【ポイント】

時には劇薬が必要なこともある。

以前、元自民党(現みんなの党)の渡辺議員が『政府紙幣』の発行を提案していましたが、これは中央銀行の発行する日銀券(日本通貨)と同じ法的根拠のある通貨で、通貨量が増えることにより貨幣価値が下がるという、円安効果を齎す特効薬になるものです。

勿論、副作用もあるのですが、将来的に増税の要因となる国債発行を続けるよりは国民負担が少なく、現時点での円高を阻止することができる唯一のものです。(インフレ懸念)

日本一国の為替介入では殆ど効果が無く、寧ろ世界の投資家たちの餌食にされるのが関の山でしょう。

世界が変われば、日本も変わらざるを得ません。(通貨安戦争)
このまま放置すれば、確実に日本経済は破綻してしまうでしょう。これまでの経済的危機とは質が違ってきていること、世界環境が著しく悪化していることを直視しなければ、旧日本軍と同じ誤った判断で、日本国民をどん底に陥れかねない状況になってきているようです。