更新日: 2011-05-22 21:03:05

ねばねば昆布を食べて健康になる方法

著者: chaco_65

編集者: chaco_65

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はじめに

Photo by taylorandayumi

海藻類を摂取することが日常的な日本人ですが、『昆布』とひとくちにいっても沢山の種類があります。

出汁を取ったり、そのまま食べたりすることもできます。

昆布は体内をきれいにしてくれる掃除屋さん♪

栄養もとっても豊富、それなのにカロリーは低く、お肌にも と〜っても良いといわれます。

STEP1 【昆布の産地】

Photo by d6478coke/Hsiung

昆布の国内生産量はほとんどが北海道で採取されています。その数は、なんと全体のほぼ95%に相当します。青森、岩手、宮城県の東北3県では5%前後となっているため、他県で採取されるものは、ほとんど市場に出回ることがありません。南の海域では、ちなみにワカメ、アラメ、カジメなどが生育しています。

<北海道>
昆布の産地といえば、北海道を一番に思い浮かべる方が多いことと思います。
・真昆布、羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布、長昆布、厚葉昆布、細目昆布、がごめ昆布、ねこあし昆布、ややん昆布、くきなが昆布

<東北>
・真昆布、細目昆布

<九州>
先日『秘密のケンミンSHOW』で紹介されていました♪
・クロメ昆布


【昆布の種類】

海に囲まれている日本では14属45種もあります。全世界では、北半球に26属、南半球には9属のみが生育しています。昆布は寒流系の水産植物(褐藻類)なので南半球には少ないのです。

<日本の昆布>

●コンブ属(12種)マコンブ、リシリコンブ、ミツイシコンブ、ホソメコンブなど
●トロロコンブ属(2種)トロロコンブなど
●ミスジコンブ属(1種)アツバスジコンブ
●アナメ属(2種)アナメなど
●ネコアシコンブ属(1種)ネコアシコンブ
●スジメ属(1種)スジメカジメ
●カジメ属(1種)ツルアラメ
●アイヌワカメ属(4種)アイヌワカメ、チガイソなど
●ワカメ属(2種)ワカメ、アオワカメ

コンブ属のなかには、もともと同じ種でありながら成育環境の違いから種類がわかれたと思われるもの(マコンブ、ホソメ、リシリコンブ、オニコンブ)、また最初から別々の種類と思われるもの(ミツイシコンブ、ナガコンブ)の2つのグループに分けることができますが、養殖事業が進むにつれて、いろいろな種類の交合交配が研究されているため、今後、この分類も変わることが予想されます。

”海藻海草標本図鑑”というサイト内昆布目の項目にて昆布の形状が確認できますのでご参考までに
http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/choshi/algae/

*6月初旬~7月下旬に漁組が定めた回数だけ採取される極めて生産量の限られる昆布に「棹前昆布」というものがあります。「長昆布」の若い状態が「棹前昆布」なのですが「長昆布」の生育密度を整えるための間引き的な漁業で幅6Cm~10Cm程度で長さは5m~10m程です。海の野菜と称されるほど葉は柔らかくベジタブル感の楽しめる昆布になります(*^_^*)

昆布にも魚のように同じ種でも時期によって名称のかわるものもあります。

STEP2 【昆布の歴史】

Photo by Dennis Wong

四方を海に囲まれた日本では、昆布などの海藻類は、なんと縄文時代から食べていたことがわかっています。 日本人ほど海藻を食べる民族は、世界でも珍しいといわれています。
昆布は食べるだけではなく、ダシの素材としても重要で、かつお節とともに和食には欠かせない食材です。

「昆布」という言葉が最初に登場したのは、 797年、奈良時代の『続日本書記』になります。 そこには、「715年ごろから昆布が朝廷に献納されはじめた」と記載されています。 当時の昆布は、松前付近で採取される細目昆布で、貴重な食材でした。

平安時代になっても昆布は貴族や上流階級の人々が食べる高級品でした。927 年に完成された延喜式(平安時代中期の役人の実務規定)では、 昆布は 税や、仏事、神事に使われていました。

鎌倉時代には、函館から汐首岬までが漁場となり、宇賀昆布 と呼ばれていました。 この時代から昆布は寺院での精進料理や武家の食卓にのぼる程に広がっていきました。

室町時代になると、北前船による貿易が盛んになり、 北海道から、日本海を通って沿岸各地へと広がっていきました。 また、京都では昆布巻など昆布を使った料理が多く生み出され、 庶民の間にも徐々に広まっていきました。

戦国時代には、縁起物として「勝ち栗、あわび(打ちあわび)、昆布」が 武士の出陣式の儀式で使われるようになりました。これは敵に「勝ち」「打ち」「喜ぶ」という意味があるためです。昆布は「よろこぶ」に語が繋がるとされ、縁起の良い食べ物とされています(*^_^*)


江戸時代になると昆布の生産量は飛躍的に増加し、若狭で昆布加工業が始まり「若狭昆布」の名で広まりました。 その後、京都でも昆布加工が盛んになり「京都昆布」として、各地に流通するようになりました。

漁場が日高地方にまで広がり、三石昆布が生産されるようになると、 昆布は「北前船」で大量に「天下の台所」大坂(大阪)に輸送されるようになりました。この時期より大坂の昆布加工業が盛んになり、広く庶民の口にも入ってくるようになりました。このころから昆布は中国へ輸出されるようになりました。

明治・大正時代には、昆布の生産や養殖はさらに発展し、北海道は昆布の名産地になっていきました。


【日本の風習に密着している昆布】


<結婚と昆布>

日本には、結納に昆布を添える風習があります。結納に昆布を添えるのは、「子産婦」や「子生婦」という字と「こんぶ」を掛け、 丈夫な子供が授かり子孫繁栄しますようにという気持ちがこめられています。

昆布は「こんぶ」という音だけでなく、海底にあるとき、一つの株からいくつもの枝を伸ばす旺盛な生命力があります。このことからも子孫繁栄への象徴とされています。

また、昆布は”ヒロメ”とも呼ばれています。「お披露目」と語呂を合わせて縁起をかつぎ、「固めの盃」の時の飾りや、披露宴の料理に用いられます。



<正月や節分と昆布>

・全国的に、お正月や節分に「福茶」を飲む風習があります。 「福茶」とは、梅干しと結び昆布を入れたお茶のことです。飲めば無病息災(*^_^*)

「福茶」の始まりは、平安時代に六波羅蜜寺の空也上人がお茶に梅干しを入れたものをふるまい、万人の病気を治したことが始まりとされています。


・武士の出陣の際に用いられた「勝ち栗、あわび(打ちあわび)、昆布」は、慶事でも使われるようになり、正月の定番である鏡餅の上もしくは下に昆布を飾る風習へと発展しました。

沖縄では古くから炭を昆布で巻いたものをお正月飾りに使用するなどの風習もあります。 沖縄の古い祝い歌には「新年に炭と昆布を飾って、心身ともに生まれ変わる … 」といった内容のものがあります。

STEP3 【昆布の効用】

Photo by daita

<クスリとしての昆布>

中国では、昆布は漢方薬として扱われています。 中薬大辞典によると、昆布関連中薬には 3 種類の記載があります。 いずれも甲状腺に対する作用と、血圧を下げる降圧作用になります。昆布に豊富に含まれるヨウ素(ヨード)とカリウムの効用です。

1812年には、フランスで海藻を原料としたヨード生産が始まり、明治元年には日本にも導入されました。

1881年にはイギリスのスタンフォード卿が、アルギン酸を発見し、各国で実用化研究が 行われました。 このアルギン酸は、昭和15年には国内5社で製造が 行われています。 その中の一社に小樽の共成製薬があります。

第二次大戦後、共成製薬は 、アルギン酸を医薬品として利用する研究を続け、 昭和 27 年に低分子化アルギン酸ナトリウムにブドウ糖5%を加えた、 血漿増量剤「グリコアルギン」を完成させ、1957年の世界輸血学会で注目を集めました。

また、アルギン酸ナトリウムは、バリウム造影剤の安定剤としても応用され、この製品を用いた二重造影法の写真が、アメリカの消化器病の教科書に掲載されました。

昭和 35 年には、胃潰瘍、逆流性食道炎の医薬品「アルロイドG」の 製造が承認され、現在でも医療用医薬品として用いられています。

昆布の成分は医薬品として世界各地で利用されています 。


<予防と健康には昆布が一番>

・昆布に多く含まれる食物繊維(アルギン酸)が、塩分のナトリウムや腸内の余分なコレステロールや糖分などを吸着して体外に排出してくれるので、高血圧の予防になります。また食物繊維は腸壁を刺激し腸の働きを盛んにする作用があるので、口から入る発ガン物質なども腸から早く出してしまいます。大腸ガンの予防にも効果が期待できます。

このことから便秘がちな人にもお勧めです。またローカロリーな昆布は便通を促すだけでなく、胃の中に入ると水分を吸収して量が増えるので、満腹感も味わうことができます。ダイエット効果も期待大です(*^_^*)

・昆布に含まれている無機質ミネラル中の「銅」は、人体にとっての悪玉コレステロールが酸化することを防ぎ、動脈硬化の防止にも役立つ酸素を作ります。「銅」は最低でも1日2~3mgを摂取する必要があると言われていますが昆布を食べることで、効率よく摂取することが可能です。

・昆布にたっぷりと含まれている「ヨード」はホルモン作用があり、 体をつくる細胞の新陳代謝をスムーズにしてくれるので皮膚にうるおいやハリを与えてくれます。

・昆布には貧血を改善し、顔色をよくするといった効用もあります。

・昆布には、U-フコイダン(ガン細胞の自己消滅を誘導する作用があります)が含まれています。乾燥昆布に約1%含まれる多糖類です。

・海藻クロメから得られたフロロタンニンの殺菌作用は、食中毒対策にも期待ができます。
 
農林水産研究情報 総合案内にてクロメの殺菌作用が掲載されています。
http://www.affrc.go.jp/ja/agropedia/seika/data_suisan/h15/nrifs-s/nrifs-s007

STEP4 【昆布の利用方法】

Photo by ヌンヌン

<煮物に適している昆布>
・日高昆布、長昆布、厚葉昆布

<美味しいダシをとるための昆布>
・真昆布、利尻昆布、羅臼昆布


<注目のねばねば昆布>
・北海道函館市函館沿岸を中心に生息する「ガゴメ」は、一般的なマコンブに比べ、ネバネバ成分の1つ「フコイダン」が約4倍も多く含まれています。水に戻して細かく刻んで食べるだけ♪

ガゴメをめんつゆなどで味付けしたからグルグルと混ぜると\(◎o◎)/!凄いネバネバになります。納豆やオクラ等を一緒に入れても美味しいです。

・大分県クロメは全国で生息しているのですが、なぜか大分県のみで漁が行われています。刻みやすいように棒状にねじって売られているので、千切りにしやすいのです(*^_^*)
千切りにしたクロメは、そのまま味噌汁に入れたり、味醂と醤油で味付けをしてグルグルと混ぜてネバネバのものをご飯と一緒にお食べください♪味付けは各家庭によって違うようです。醤油だけだったり、ごま油等を入れてみたりと自分の好みでお楽しみください。

クロメは、昆布の約5倍のフコイダンに海藻ポリフェノールも豊富に含まれています♪少し苦味のような渋み?がありますが、これがやみつきになります。

クロメ巻きの画像が大分県のホームページに掲載されています。ご参考までに
http://www.pref.oita.jp/site/archive/201074.html

*ガゴメもクロメも通販で購入ができますので是非ご賞味ください♪

<昆布水>
そのまま飲めば栄養たっぷりの健康飲料水♪高血圧・動脈硬化予防にも効果があり、料理の際には”昆布だし”としても使えるので、とても便利でお勧めです(*^_^*)

作り方
 1.水1.5リットルに対して昆布を約20g入れる
 2.10時間ぐらいおいておくだけで出来上がり!
 冷蔵庫で1週間ぐらいはもちますが、夏場は早めにお飲み下さい!

まとめ

昆布を食べて健康に♪ 

毎日バランス良く摂取することが大切です(*^_^*)

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著者名:
chaco_65

精神年齢は今は下の子どもと同じくらい(*^_^*)
毎日いろいろなことを見て聞いて…
少しずつ成長していきたいな♪