更新日: 2011-04-03 20:30:13

女川原発と福島原発に被害の差が出たのはなぜか?

著者: ぽたる

編集者: ぽたる

閲覧数: 983

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はじめに

Photo by midorisyu

地震および津波で壊滅状態に陥った福島原発に対し、なぜ女川原発は無事だったのでしょう。その差をガイドします。

STEP1 【想定した波の高さの違い】

福島第1原発の津波想定高さ5・6メートルで、実際の津波10メートルだったのに対し、女川原発は1978年宮城県沖地震後に運転を開始したので、津波想定高さ9・1メートルで、主要施設は海面から14・8メートルでした。

STEP2 【設備の古さ】

福島原発は40年以上前に作られましたが、そのころに津波対策という考えはありませんでした。新しく作られるものほど、立地条件などいろいろとセキュリティが施されていくので、福島より新しかった女川の被害が小さかったとも言えます。

STEP3 【設備投資の差】

古いということも踏まえたうえで、やはり安全管理、危機管理の欠如と利益の確保を優先させた結果、設備投資を惜しんだ、発電設備も送電設備も福島第一原発の非常用電源も高台に確保すべきだった、という意見もあります。

また、初動が遅すぎた、すぐに廃炉覚悟で海水注水すればもう少し被害が少なく済んだ、会社の益を考えた結果、東電(幹部)と株主、政府の対応の遅さが拍車をかけたのでは、という意見も。

STEP4 【送電電の差】

大事なのは非常用発電機ではありません。女川原発でも外からの電力系統がなくて非常用電源だけでは、こんなにうまく停止できません。大切なのは、異常時に外からの送電線からの電力をいかに確実に得るかです。

そういう目でみると、

女川原発のgoogleの航空写真を見ると、ちゃんと220kV系の送電線と500KV系の送電線が別々なルートを経由して変電所にむかって伸びています。これは地震で山崩れなどおこしても、2ルートにすることでどっちかは生かそうという設計思考からこうなっています。そして変電所は原発より離して設置され、変電所から原発の建屋へは地下ケーブルで接続されているようです。これは一般的なPWR型原発の標準的な配置です。

一方、福島原発のgoogleの航空写真をみても、二つの送電線系統が見えません。(あるのかもしれませんが)そして、変電所が炉心近くにあるようです。これだと、いろんな物がおちて変電所を破壊しかねないですし、変電所から建屋へのケーブルも外にだしてありかねないかと思います。送電経路は今は社外秘にしている電力会社が多いので詳細は不明なのですが、女川原発とは送電線でも違いがあるようです。

まとめ

参照URL
http://okwave.jp/qa/q6624357.html
[OK WAVE 女川原発と福島原発の差]

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