更新日: 2011-07-20 14:19:34

依存

著者: ebmnbm

編集者: tenjin1900

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はじめに

 人は何かに依存するものである。それが薬であれ、独自の思想であれ、人はそれらに依存するのである。これは避けがたい事実、とでも言える。宗教に熱心な人は神を盲信することに依存している。だが私は依存を悪いとは言わない。依存とは宿命的で避けがたい状況に陥ったときに現れやすい。それは人間が完璧ではない証でもあるし、また科学者にとっては仕事を前向きに進ませる原動力ともなる。ともあれ、人は何かに依存しているのである。それが意識的であれ、無意識的であれ、人は何かに依存する。例えば、カント、ショーペンハウアー、ニーチェ等の哲学者も自己の思想、思惑に執着していた。これも一種の依存である。そしてこの依存が進行すると、精神医学で言う偏執病へ姿を変える。この偏執病とはある一点の物事に執拗に執着する事を言う。ローベルト・マイアー、この点最適な人物も偏執病に侵されていた。彼は近代物理学に大いに貢献した熱力学の法則の発見者である。しかし人々が思い描くすばらしい天才像はそこにはなかった。彼は幾度も精神病院に送られ、自殺未遂までもし、最後には宗教的帰依をした人である。まあ、これが天才の極端な実像である。ゲーテにしても、「ガリバー旅行記」作者のスウィフトにしても、彼らは精神疾患を有していた。そして彼らを偉大なる業績の高みにまで昇らせたのが、精神疾患だったのである。
 

STEP1

 普段、町を歩いていても何事かに盲信している人がおうおうにしている。
神を信じているキリスト教徒もいるし、恋人に依存している男もいる。それらの行動をつぶさに見ると、彼らにとってその行動はごく当たり前だという事が分かる。そういえば、誰かがこう言っていた。「弱い人は何かに依存する。」と。しかしこれは間違いである。依存は科学的視点をもった人々の手にかかれば、巧みな理論と方程式を構築せしめるし、また芸術家は依存の力を借りてすばらしい絵を描く。これはまがう事ない事実である。でも依存には悪い部分と良い部分がある。悪い部分は周りが見えなくなること。そして良い部分は一点に集中力が凝縮されるために非常に効率の良い仕事がてきぱき行える事である。
 結論を言えば、依存をする事は良いことでもあるが、それにばかり手をかけてはいけないのである。時に広い視野を持ち、時に一点に集中をする。その両面が大切なのである。

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