更新日: 2011-02-18 11:28:32

性差別と闘ったサンフランシスコ市政委員「MILK ミルク」

著者: すもお

編集者: すもお

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はじめに

Photo by すもお

性差別と闘ったサンフランシスコ市政委員「MILK ミルク」

1970年代の米国で、同性愛者であることを公言して
初めて公職に就いたハーヴィー・ミルクの人生を
描いた「MILK ミルク」を見てみませんか?

ロバート・エプスタイン監督が撮った、
1984年制作のドキュメンタリー映画「ハーヴェイ・ミルク」も合わせて見ると一興です。

STEP1

1972年。40歳のハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、20歳年下のスコット・スミス(ジェームズ・フランコ)と恋に落ちました。サンフランシスコへ引っ越した2人は、「カストロ・カメラ」という名のカメラ店を開業。社交的性格のミルクを慕って、店には周囲の同性愛者やヒッピーたちが続々と集まるようになります。

やがて、彼らを快く思わない保守的なカトリックの住人たちに対抗するため、ミルクは新しい商工会を設立。既に彼の店の前の通りはミルクを支持する同性愛者やヒッピーで溢れていたため、「カストロストリートの市長」と呼ばれるようになります。

STEP2

1973年11月、ミルクはサンフランシスコ市の市政執行委員に立候補。同性愛者を含む全ての人間の権利と機会の平等を訴えるも落選してしまいます。そして2年後も落選、しかし市長に当選したモスコーニ(ヴィクター・ガーバー)の知己を得ます。こうして政治的活動の幅を広げていくミルクでしたが、恋人スコットとの間には別れが訪れます。

1977年、3度目の立候補で初当選したミルクは、同性愛者であることを公言して当選した米国史上初めての公職者となりました。委員に就任したミルクは、同性愛者の教師をその性的指向を理由に解雇できるとする「プロポジション6号」の住民投票を巡って争うことになります。

STEP3

全米で同性愛者の権利剥奪が進む中、カリフォルニアでこれが成立すれば同性愛者だけにとどまらず、全ての社会的弱者に対する差別が拡大していく恐れがありました。信念を持って反対運動を繰り広げるミルク。賛成派との熾烈な戦いの下、彼は元大統領カーターや現職大統領レーガンの賛同も取り付け、見事否決を勝ち取ります。

1978年11月27日、辞意撤回がモスコーニ市長に拒否された同僚の市政執行委員ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)が拳銃を手に市庁舎へ侵入し、市長とミルクを射殺します。享年48歳。委員就任後、わずか11ヵ月の出来事でした。同性愛者だけでなく、サンフランシスコの3万人を越える市民がカストロ地区から市庁舎までを行進し、その死を悼んだのでした。

まとめ

監督は、ガス・ヴァン・サント。
2008年制作のアメリカ映画です。

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中学から美大の付属に通い、風変わりな事物に慣れ親しみました。紙媒...

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