更新日: 2011-02-16 12:42:55

一枚の写真が語る戦争の悲劇「父親たちの星条旗」

著者: すもお

編集者: すもお

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はじめに

Photo by すもお

一枚の写真が語る戦争の悲劇「父親たちの星条旗」

第二次世界大戦末期、
日本の硫黄島で繰り広げられた激戦を舞台に、
アメリカ兵側からの視点で戦争を描いた映画、
「父親たちの星条旗」を見てみませんか?

日本兵側からの視点で描かれた「硫黄島からの手紙」との、二部作です。
両国の視点を考えてみることができる、作品です。

STEP1

ジョン・(ドク)ブラッドリー、最期の時を迎えようとしていました。彼は、1945年に衛生兵として硫黄島の戦いに赴き、そこで撮られた一枚の写真によって英雄と讃えられた男でした。しかし彼は戦争について、写真について沈黙を守り通しました。それは何故だったのか?彼の息子が、真実を辿り始めます。

時は遡り、硫黄島に上陸したアメリカ軍は予想をはるかに上回る日本軍の反撃に遭い、苦戦を強いられていました。そんな中、山の頂上に翻った星条旗。その一枚の写真がアメリカ中を熱狂させ、旗を掲げている六人の兵士たちを英雄に祭り上げました。

STEP2 しかし戦闘から生還できたのは、三人だけでした。

ドク(ライアン・フィリップ)、アイラ(アダム・ビーチ)、そしてレイニー(ジェシー・ブラッドフォード)。祖国に帰った三人は、政府の戦時国債キャンペーンに担ぎ出さ
れます。

熱狂的な歓迎を受ける三人は、英雄扱いされればされるほど苦悩を深めました。凄惨な戦場体験とのギャップ、例の写真が英雄的行為とは程遠いものであったという真実、そして実際に写っている兵士と英雄視された兵士の取り違え。

やがて、感情的なアイラは酒に溺れていきました。見かねた上官は、アイラを戦場に送り返してしまいます。

STEP3

レイニーも結婚を機にキャンペーンから外れ、最後にはドク一人が残りました。

この体験は、三人のその後の人生にも深い影響を残しました。
アイラは不安定な生活を送り続け、ある日酔いつぶれた状態で死亡しているのが発見さ
れました。レイニーはキャンペーンの伝を頼って就職しようとしますが、既に過去の存在と見なされ、うだつの上がらぬままに一生を終えます。そしてドクは地道に葬儀屋を営み、残りの人生を家族に捧げました。

臨終の床で父は、一人の忘れられない兵士の話をします。その兵士の一番の思い出、それは束の間の平和な時、仲間たちで海に入り少年に戻ったようにはしゃぎまわった時の幸福な記憶でした。

まとめ

監督は、クリント・イーストウッド。
2006年制作のアメリカ映画です。

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活字中毒でかぶりもの好きな☆すもお☆です。
オバフォー独身です。

中学から美大の付属に通い、風変わりな事物に慣れ親しみました。紙媒...

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