更新日: 2011-02-17 22:11:15

こわい食中毒を予防しませんか(その3)

著者: サイバーブレイン

編集者: サイバーブレイン

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はじめに

Photo by Kabacchi

食中毒といえば、食物中の細菌やウイルスによる身体障害、下痢、腹痛、嘔吐などを思い浮かべますが、ふぐ、きのこ、毒草、青梅、ぎんなんなどの、自然毒による食中毒も案外多く、特にきのこの場合は、明らかに毒々しいきのこでは起こらず、たいていは、しめじ、ひらたけなど、食用のきのこに類似した毒きのこを、あやまって食べることで起こります。今回は、自然毒による食中毒について、考えてみたいと思います。

STEP1 ●ふぐ中毒

ふぐの卵巣や肝臓には、テトロドトキシンという毒物が含まれており、これを食べると最悪の場合、命を落とすことがあります。過去にも有名人を含む多くの方が、ふぐ中毒にかかっています。従って、ふぐを調理する人は、ふぐ専門の調理師免許を持った、プロでなければ調理はできません。素人が生半可な知識で調理して、有毒部分を取り除ききれずに中毒を起こすことがあります。“生兵法は大怪我の元”いや、ふぐの場合は“生兵法は命を落とす”を肝に銘じることです。ふぐ中毒は、食べてから三十分、遅くとも四~五時間で唇や舌、指先がしびれ、手や足の筋肉が麻痺して動けなくなります。食後おかしいと思ったらすぐに病院に行くことです。

STEP2 ●きのこ中毒

よく中毒を起こす毒きのことしては、つきよたけ、いっぽんしめじ、しろたまごてんぐたけなど、食用のきのこに類似した毒きのこで発生しています。きのこ類は、野山や山林、また、公園や庭先など自然界に多く自生するため、種類も多く、素人による毒きのこの判別は非常に難しいもので、生半可な知識や知恵できのこを食べないことが重要です。きのこ中毒の場合、潜伏期は短いもので十五分ぐらいから二時間、長いもので半日から数日で、激しい下痢、嘔吐、腹痛などが起こります。身体障害としては、肝、腎不全や電解質異常を起こして、最悪の場合は死亡することもありますから、緊急入院をして、適切な治療を受けることが大切です。この場合、きのこの種類を特定するため、食べ残しのきのこを持参することを、忘れないようにしましょう。

STEP3 ●毒草による中毒

毒草による中毒は、食べられる植物と間違えて食べて、中毒を起こすケースが多いようです。間違いやすい毒草としては、水仙、バイケイソウ、トリカブトなどで、水仙では食べた直後から嘔吐が生じます。バイケイソウでは顔面や手足のしびれ、嘔吐、めまい、脱力感などが主な症状ですが、重症の場合、全身痙攣や意識不明になることもあります。トリカブトは春の若芽を山草のニリンソウやモミジガサと間違えるようです。吐き気、嘔吐、胃痛、下痢、体温低下、視力障害、知覚麻痺、運動障害、呼吸が激しくなり、後に呼吸麻痺をきたします。また不整脈、痙攣、ショックなどを起こして死亡します。毒草中毒の場合はいずれも胃洗浄を行います。事例は少ないが非常に危険な中毒のひとつです。

まとめ

自然毒による食中毒を予防するには、よくわからないもの、ゲテものは食べないことが基本です。生半可な知識による食物への挑戦は、大変に危険で、最悪の場合、命を落とすことにもなりかねません。豊食の時代、あえてゲテものを食べて危険を冒さなくても、安心、安全
で美味しいものが沢山あります。“君子危うきに近寄らず、安全第一”でお願いします。

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