更新日: 2011-02-12 20:11:53

プロフェッサー・サイキックのコミック評論

著者: kotiger3619

編集者: kotiger3619

閲覧数: 231

Okgn btn gudie info favorite

0

関連タグ:

はじめに

コミック評論6話

「我が生みの親!小池一夫論~その1~」①


「ツンデレ」が、ツイッターで話題になっている。
ツイッター内で、『「ツンデレ」は小池先生がはじまりですか』と質問に対して、
小池一夫さんは、『確かに「ツンデレ」は僕が昭和47年頃(約39年前)、「高校生無頼控」の中で使った言葉です。それが今蘇ってくるというのは、面白いねえキャラクターって。』と、答えてます。
https://twitter.com/#!/koikekazuo

その後、ツイッター内でかなり噂になっていた。
微妙な表現されているので「ツンデレ」の語源と言えるのだろうか?と、疑問の部分も ありますが・・・・・
ただ客観的に見ると、とてもわかるような気がします。

漫画は、絵とセリフ(吹き出しの中に表現される言葉)と擬音として表現される音だったりする。コレもセリフに近い表現が、なされる時があるからです。

漫画は音がないコンテンツである。
それゆえに、音を音として読者に理解してもらうための手法を使わなければなりません
人を突っつく時の指で『ツンツン』している状態を『ツンツン』と、文字として表現される!
「ワン・ピース」のチョツパーを思い出して欲しい。
チョツパーが褒められて顔や体が緩んだ状態を『デレェ~』という擬音が入っているはずだ。
パッと目覚める時の 『パッチン』や、推理コミックで何かに気づいた時『ハッ!』などで、擬音が使われている。

小池一夫さんはセリフも絵の一部と言い切り、
「そう なンだよね!」
と、通常ひらがなの 「ん」を使わずにカタカナの「ン」を使われる事が多い。
この「ン」があるだけで、セリフにある種のリズムを感じるのは、私だけではない、と思います。
他の漫画でも、絶叫する時にカタカナが擬音に使われたりする 。
他には、蝉の泣き声、風鈴の音、風の音、なども吹き出しの中には入れない。
もっと凄いのは、「テメェらああァ~!」「ヌウオオォー!」というハッタリゼリフも使用されている。

音なきコミックの擬音系セリフバリエーションなのだからこそ、小池一夫さんが 「ツンデレ」を使った最初の人だとしても、私には全く違和感がない。

「子連れ狼」の作詞をされたのは、小池一夫さんです。
「マジンガーZ」「がんばれ元気」「電子戦隊デンジマン」「大戦隊ゴーグルV」等の作詞もやっておられます。

「子連れ狼」の歌詞の中の

~しとしと ぴちゃん しとぴちゃん♪~

コレは雨がしとしとと降り、雨粒がぴちゃんとはじかれ音をたてる様を擬音で描いています。
絵ではなく、言葉=詞で表現しています。
この擬音の表現は、一見単純でわかりやすい。
しかし、その裏側には精緻な計算がなされています!

この様に恐ろしいセンスがある小池一夫さんなら「ツンデレ」くらいの発想は、それ程
難しいことではないのではないでしょうか?


プロフェッサー・サイキックのコミック評論
http://blogs.yahoo.co.jp/psychic1961619kotiger

小池一夫さんの関連サイトのご案内。

道中陣(ツンデレも載ってます、ぜひご覧ください。)
http://doutanuki.web.fc2.com/index.htm

小池一夫はじめてのブログ
http://www.koikekazuo.jp/2010/11/youtube-7448.html

STEP1

プログのコミック評論も、ナンとか1ヶ月を迎えることが出来ました。
タイミングも良く、ツイッターで話題になっている。
原作者 小池一夫さんの特集です。

~このコミックを読め~でも紹介しました「首斬り朝」
そして、私の生みの親「I・餓男(アイウエオ・ボーイ)」等の原作者。

当年75歳になられるそうですが、ホントに日本漫画界の宝物のような人なのではないでしょうか。
こんな言葉があります。

「梶原一騎が一人疾走した獣道を、後ろから小池一夫が整地して道路を作った。」

正確ではないかもしれませんが、確かそんな表現だったと思います。
もし、小池一夫という人物が居なければ、漫画原作者という職業は確立していなかったかも知れません!
それほど漫画界に与えた影響力は大きいと言えるのです。

小池一夫さんは私塾「小池一夫劇画村塾」を開き、多くのクリエイター達を育てたのも事実です。
ここではクリエイターという言葉を敢えて使わさせていただきます。
なぜなら、漫画家、漫画原作者、小説家、映画監督、映画脚本家、ゲームライター、ゲームディレクター、コミック以外の世界でも活躍する方が多数存在するからです。

現在第一線で活躍する人々は、高橋留美子さん、原哲夫さん、板垣恵介さん、堀井雄二さん、菊地秀行さん、土屋ガロンさん、工藤かずやさん、そして、ジョン・ウーさん(映画「レッド・クリフ」監督)
と、怱々たる方がいらっしゃいます。

調べていたら、出てくる出てくる!ビックリしてしまいました!
まだまだ書き切れないくらいの方がいらっしゃいます。
特に赤丸急上昇中の一人は、椎橋寛さん。
現在少年ジャンプにて「ぬらりひょんの孫」を連載中。

小池一夫さんは道を整地して、道路ではなく200キロでぶっ飛ばせる高速ハイウェイを作っちゃった感じです。

しかし、小池一夫さんが凄いのは弟子の数だけではありません。
作品数の多さ、そして作品ジャンルの多彩さにも目を見張るものがあります。

200を越える作品数、これはコミック単行本が200冊あるというワケではありません。1作品でコミック110巻という漫画があります。

時代劇だけでも、戦国史もあれば、同心物、中国史物、江戸末期(明治維新)物まであります。
他にもSF物、学園物、刑事物、ヒューマンドラマ、スポーツ物、家族物、オカルト物、 復讐物、放浪物、実録物に、映画のコミックノベライズまで。
アッハハ、どこからアプローチすればいいのか、わからなくなってしまいます。
その上小説を書かれ、ハウツー本、映画脚本、演劇戯曲を書かれ、作詞までしてしまう。

まあ~才人というか、天才というか、どんな頭脳構造しているのだろうか?
私のような凡人には、理解出来ない著作量です。

「小池一夫論」と書いて、急遽(~その1~)と書き付け足しました。
とても1回だけでは書けないことを思い知らされてしまいました。

私は、小池一夫作品は80%以上読んでおりますが、評論を書くに当たって改めてそのスゴさを思いしった気がします。

不世出の大天才!
漫画界の大いなる巨人!

としか言いようがない方なのです。

STEP2 小池一夫さんを少しでも理解する為のガイドブックとして、

「天才原作者 小池一夫氏を読み解く・・・10のキーワード」
を書かせていただきます。
あまりの著作量なので、全仕事を分析評論していたら200回くらい書かないと終わりません。

「天才原作者 小池一夫氏を読み解く・・・10のキーワード」
◯1、「さいとう・たかをプロ時代」
私が中学生時代に見た漫画作品に、映画(衝撃を受けたアルフレッド・ヒッチコック監督の「サイコ」)にそっくりなストーリーがありました。
今も鮮明に覚えているのですが、その作品のタイトルが「探し屋ハゲ鷹・登場」でした。「ビック・コミック」連載作品で、「ゴルゴ13」連載前の作品ですから、かなりの年代物の作品です。
内容は、「ゴルゴ13」とは対極をなすキャラクターだったので非常に印象的でした。
明るくて、オチョコチョイ、ヤキモチ焼きの恋人に頭が上がらず、熱血漢の人情派。
当時の社会情勢なら、どっかに居そうな感じの親しみとリアリティを感じさせる主人公でした。

小池一夫さんが脚本を担当していたとの事ですが、なぜか映画的な作品で面白かった!と、30年近くたった今でも覚えています。
実は「ゴルゴ13」の基本構想原案は、さいとう・たかをさんと小池一夫さんの共同作品という話を聞いたことがあります。

父親が漫画ファンでしたので、物心ついた時から不自由しないくらい我が家には漫画が山の様にありました。

「影狩り」は、後の「子連れ狼」のストーリーベースになった作品だと思っております。
幕府が財政破綻の為、各藩に因縁をつけて取り潰し、その財政をいただこうと画策する。
それを阻止する専門家達(影狩り)を、各藩に送り込んだ。
先祖代々から幕府の指示を受けている“草”=影(現代的な言い方なら、スパイとか、スリーパーとかの意味)との死闘を描く物語。
キャラクターの布陣も秀逸で¨影狩り゛のリーダーが十兵衛、少し影のある月光、明るくて人情派の日光。
この3人が各藩に入り込み、“影”を探し出し討ち果たす。
というストーリーは、当時としては画期的でした。

このストーリーの構造には、従来の時代劇にはない。
1、 推理小説の要素
2、 駆け引きの要素
をふんだんに入れ、アクションとスピーディーな展開は、その後の小池一夫原作の原点と考えられるのはないでしょうか?


◯2、「奇妙キテレツなストーリー」
「下刈り半次朗」
小池一夫作品の中でも、これくらい大嘘とハッタリ、そして奇妙な話はないと思います。
輪廻の話を聞いた将軍が、忍者半次朗に命じたのは特殊な性器を持った女性を探し出す事だった。
その性器を持った女性とセックスすると次の輪廻でも人間に生まれて来るというのだ!アッハハ!凄い設定。
どんなところから、こんな発想が生まれて来るのか。
実は、そんな事を書かれた文献があったのではないかと思ってしまうのが、この作者のホントの凄いところかも知れません!

それが政争となり、水戸光國(天下の副将軍、水戸黄門様)まで出てくるのですから、まあ~凄い話なのです!
ただ、その章を第一部として、第二部は吉原遊郭の話となります。
後に書かれた、「ケイの凄春」に大きくフィードバックされています。
ここでも、小池節人間ドラマは炸裂しています。

長くなりましたが、まだまだ続く「小池一夫論」、本日はここまで。

【PR】

このガイドは役に立ちましたか?ガイドの著者にお礼を伝えよう!

Okgn btn gudie info thunks b

10

関連タグ:

当ガイドは作成日時点での情報です。ガイド内容の実施はご自身の責任の元、ご利用いただきますようお願いいたします。

このガイドを通報する

著者名:
kotiger3619

はじめまして、コミック・漫画の評論サイトをやっております。
ご興味のある方はぜひ、ご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp...