更新日: 2011-02-12 15:28:08

奇妙な台所調査に始まる男たちの交流「キッチン・ストーリー」

著者: すもお

編集者: すもお

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はじめに

Photo by すもお

奇妙な台所調査に始まる男たちの交流「キッチン・ストーリー」

1950年代に実際に行われた、
スウェーデンの家庭生活調査研究所による
台所動線図調査。
これをもとにした、
独身男性の台所行動パターン調査をモチーフに
調査員と調査された男との交流を描いた映画
「キッチン・ストーリー」を見てみませんか?

ゆったりした心持になれる、温かい映画です。

STEP1

ノルウェーの田舎で一人暮らしをする、年老いたイザック。彼の元へ、フォルケという男がやって来ます。時代は、主婦の台所仕事が世界的に重要視され始めた1950年代初頭。キッチン棚の大きさや調理台の高さなど、台所の国際的な規格が出来上がっていく中で、製品開発など多くの面で行動心理学が大きな役割を果たしており、1944年にスウェーデンで発足した家庭研究所が、「ノルウェーとフィンランドにおける独身男性の台所での行動パターン」について、調査を開始しようとしていたのです。

STEP2

フォルケは家庭研究所の調査員で、トレーラーで国境を越えてスウェーデンからノルウェーにやって来ました。イザックは馬がもらえるという理由で、この調査に応募していました。しかし彼がもらったのは、スウェーデン特産の赤い馬の人形。応募を後悔したイザックは、フォルケを家に入れることを拒否します。

しかし数日後、あきらめたイザックの家の台所には、彼を見下ろす奇妙な監視台が設置されます。調査される側と調査員との間には、お互いに会話も交流も持ってはならないなどのルールが厳しく決められており、一日中黙って自分を見下ろすフォルケに気を許せないイザックは、キッチンを使わず寝室でこっそり調理をするのでした。

STEP3

弱った体を心配して時々友人のグラントがお茶を飲みに尋ねてくる以外は、イザックの家に人が出入りすることはありませんでした。お互い気まずい観察生活が続いたある日、ついにフォルケとイザックは口を開きます。

ゆっくりと二人の距離が縮まり、お互いにコミュニケーションをとることが楽しみになっていきます。そしてイザックの誕生日がやって来ると、フォルケは自分のトレーラーにイザックを招待し、ロウソクをいっぱい立てたケーキでお祝いします。

そんな時、フォルケが調査員としてのルールを破っていたことが頭のかたい上司に知られ、彼はクビになってしまうのでした。そんなフォルケに、イザックは自分と一緒にクリスマスを過ごさないかと提案します。イザックの提案を受け入れたフォルケ。そこへ彼の元へ上司マームバーグが現れ、「スウェーデンとの国境までトレーラーを運べ」と命じるのでした。

まとめ

監督は、ベント・ハーメル。
2003年制作のノルウェー=スウェーデン合作映画です。

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オバフォー独身です。

中学から美大の付属に通い、風変わりな事物に慣れ親しみました。紙媒...

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