更新日: 2011-01-22 14:46:26

成年後見人制度とは何でしょう?

著者: Lavandin

編集者: Lavandin

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はじめに

Photo by seelensturm

成年後見人制度をご存じですか?

「ひとり暮らしのお年寄りが認知症になったり、入院介護が必要になった時・・」

「認知症の症状が出始めた方が、訪問販売業者などにねらわれる心配がある場合・・」

「統合失調症の方で、自分でお金や必要書類の管理ができない場合・・」

「知的障害者の方で、親族等に年金を搾取されてしまう場合・・」

このように、判断能力が十分ではない高齢者、知的障害者、精神障害者などが安心して生活できるよう、成年後見人等が家庭裁判所から選任されることにより、その生活を法律的に保護し、支えるための制度のことです。

社会福祉協議会、権利擁護センターのパンフレットより、ご紹介をしたいと思います。

STEP1 <成年後見人制度は、どんな制度でしょうか?>

・大きく分けると法定後見制度と、任意後見制度の2つがあります。

1. 法定後見制度

本人の判断能力の程度に応じて、後見人・保佐人・補助人が選任されますが、成年後見人等は代理権などの法律上の権限について支援します。

2. 任意後見制度

本人が十分な判断能力があるうちに、将来判断能力が不十分な状態になった場合に備えて、任意後見人との委任契約(任意後見契約)を公証人の作成する公正証書で結んでおくというものです。

この契約は、本人の判断能力が不十分となった場合、本人や任意後見人の申し立てにより任意後見監督人が選任されて初めて効力が生じ、具体的な支援が開始されます。

STEP2 <どんな支援や保護を受けられますか?>

判断能力が不十分な方に対して、成年後見人等が支援する内容は、次のような法律行為です。

類型によって、その範囲は異なります。

1. 財産管理

本人の預貯金の管理、不動産の処分、遺産分割協議等財産に関する契約などを行います。

2. 身上監護

介護・福祉サービスの利用や医療・福祉施設の入退所の手続きや費用の支払い、日常生活に関わる契約などを行います。

STEP3 <成年後見制度を利用する場合に、必要なことは何ですか?>

成年後見制度を利用するには、次のとおり手続き及び費用が必要となります。

1. 申立てについて

本人の住所地の家庭裁判所に後見等開始の審判を申立てます。

・申立てのできる人  本人、配偶者、4等親内の親族、市町村長など
・申立てに必要な書類等  戸籍謄本や医師の診断書など

2. 家庭裁判所での審理

申立書が受理されると、家庭裁判所では次のことを行います。

ア  申立人、後見人等候補者調査(面接)
イ  鑑定(申立時の診断書とは別に、必要に応じて家庭裁判所が医師に依頼する形で行われます)
ウ  親族への照会
エ  本人調査(面接)

3. 成年後見人等の選任  審判の結果、成年後見人等が選任されます。

4. 費用について

収入印紙、郵便切手、登記印紙、診断書にかかる費用がそれぞれ必要になります。
後見開始、保佐開始の場合、鑑定書に10万円程度の費用が加算されます。
補助開始の場合は鑑定書は原則不要です。

成年後見人等がその活動に対する費用を求めるときは、家庭裁判所に申立てることが必要になります。

STEP4 <利用開始までの手順や期間について>

法定後見の開始までの期間は、ケースによって異なりますが、概ね3~4か月程度です。

以下のような流れとなります。

・申立て


・審理


・法定後見の開始の審判、成年後見人等の選任


・審判の確定(法定後見の開始)

STEP5 <申立てをする親族等がいない場合について>

市町村長による申立てを利用することができます。

これは、老人福祉法・知的障害者福祉法・精神保健及び精神障害者福祉法に定められており、申立件数は年々増加しています。

国では費用負担の点で市町村長の申立てが進まないことを考慮し、平成13年度から「成年後見人制度利用支援事業」を開始しました。

これは、市町村が市町村長の申立てにかかる費用の補助を行うときは、その事業の1/2を国が、1/4を都道府県が補助するものです。

STEP6 <どこに相談したらいいですか?>

現在のところ、次のとおりです。

・お住まいの市町村の担当課または地域包括支援センター

・各都道府県の弁護士会

・成年後見センターリーガルサポート各支部

・各都道府県の社会福祉会

・各都道府県の社会福祉協議会「権利擁護センター」

STEP7 <成年後見制度を補うものについて>

社会福祉協議会が行っている福祉サービス利用援助事業があります。

この事業は社会福祉法に定められており、まだ判断能力は残っているが、物忘れなどが始まった高齢者・知的障害者・精神障害者等が対象となります。

詳しくはお近くの市町村社会福祉協議会にお問い合わせください。

まとめ

こちらのサイトもご参照ください。
無料メール相談なども行われているようです。

法務省サイト

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji95.html

成年後見制度 完全マニュアル

http://www.seinen-kouken.net/

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Lavandin

音楽や美術、写真などのアート、旅行、フランス語学習、料理、健康、カフェめぐりなどが趣味です。

現在、心理カウンセラーの勉強中です。
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