更新日: 2011-03-01 19:07:50

花粉症の季節だ、献血を

著者: hosokawak

編集者: hosokawak

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はじめに

Photo by hosokawak

献血をしても花粉症は治りませんし、症状が軽くなることもありません。m(..)m

スギ花粉症の季節になると、薬(ステロイド剤)を飲んでいるために献血できない人が多くなり、血液不足が深刻化します。薬を飲んでいなくても、くしゃみ連発、鼻水タラタラの人は無理。またインフルエンザも厄介で、患者はもちろん、ワクチンを注射してから24時間は献血できません。


現在の科学では合成できない血液は人の協力が頼りです。この機会に献血、始めてみませんか。


なお、花粉症対策については下記にガイドを載せたので参考にしてください。
http://okguide.okwave.jp/guides/24045

STEP1 健康状態等の自己チェック

献血をしたために体調を崩すことがないように基準が設けられています。わざわざ出向いてから断られることが無いよう、あらかじめ自分でチェックしましょう。血液の濃さは自分では測れませんが、寝不足や発熱は管理できます。

■以下にあげる人は献血することができません(本人の健康重視)。

18歳未満の人(200mlの場合は16歳未満)
 ※2011年4月より、男性は17歳から400ml献血可能に。
70歳以上の人(血小板の場合は55歳以上)
 ※2011年4月より、男性は血小板も69歳まで提供可能に。
体重の軽い人(男性45kg未満、女性40kg未満、400mlの場合は男女とも50kg未満)
血液の薄い人(比重・血色素量が基準値以下)
最高血圧の低い人
前回の献血から日の経っていない人または年間総量を超える人

http://www.jrc.or.jp/donation/terms/index.html

心臓病など持病のある人
睡眠不足の人
食事をしていない人
妊娠中・授乳中の人
発熱している人
http://www.jrc.or.jp/donation/refrain/detail/detail01.html
http://www.jrc.or.jp/donation/refrain/detail/detail02.html

また、病気治療のための輸血で病気をもらったら本末転倒。過去には輸血や血液製剤が原因で肝炎ウイルスや免疫不全症ウイルスの大規模な感染事故も起きており、そのため慎重を期して少しでも危険の可能性がある人からは献血を受け付けません。

■以下にあげる人も献血することはできません(輸血の安全重視)。
薬を使っている人(ビタミン剤など保健薬は除く)
本人や家族が感染症にかかっているかその疑いがある人
抜歯や歯石除去をした人(3日以内)
海外から帰ってきたばかりの人(4週間以内)
ピアスの穴をあけた人(1か月〜1年以内)
タトゥーを彫った人(1年以内)
イギリスに1980年から1996年の間に通算30日以上滞在した人
プラセンタ注射をした人
輸血や臓器移植を受けた人

http://www.jrc.or.jp/donation/refrain/index.html

なお変わったところでは、脂っこいものを食べたあとは血液に油が浮いた「乳び」状態になるため、成分献血できないことがあります。知人は前日のジンギスカンで引っかかりました。ラーメンや牛乳も危ないそうです。「血を抜く前にスタミナを」が裏目にでることがあるので注意。

自分の血液型を知らなくても問題はありません。

STEP2 献血ルームに行く

Photo by hosokawak

献血ルームの所在地や献血バスの巡回予定は日赤のウェブに情報があります。
http://www.jrc.or.jp/donation/index.html

献血ルームの中には個性豊かなものもあるので、行ける範囲に複数の献血ルームがある人は比べてみると面白いでしょう。

なお、献血ルームの前には供給状況が血液型ごとに示され「不足」「ピンチ」とあって、慢性的に不足している印象ですが、献血ルームは混んでいることが多いのでご注意を。採血そのものは全血で10-15分くらい、成分で40-90分くらいで終わりますが、その前の検査や待ち時間を含め2時間程度は見込んでおきましょう。予約をしていくと、待ち時間を節約できます。もしかしたら自分は「献血できない人」に該当するのでは、と心配な人は予約の時に相談すると良いでしょう。

当然のことながら土日休日は混みます。可能ならば平日に。図は東京都赤十字血液センターの「お願い」で、予約のうえ平日の成分または全血400mlの献血に協力した人に粗品進呈とあります。また裏面には月曜から水曜と金曜は12時まで、木曜は終日、成分または全血400mlの献血に協力した人全員に粗品を進呈とあります(どちらも3月31日まで)。

http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/tmpfile/10yoyaku/10yoyaku.htm
http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/tmpfile/10amoku/10amoku.htm

STEP3 受付・問診・検査

受付で献血に来た旨を伝えます。丁寧に説明してくれるので言われる通りにしていれば大丈夫です。初めての場合は、そのことを示すネックストラップをもらえるそうです(一種の「若葉マーク」)。

献血カード(昔の献血手帳は磁気カードになった)がない人は本人確認のため身分証明書の提示を求められます。これはHIV検査目的の人が、ニセの住所氏名を申告するのを防ぐためと言われます(ニセの住所氏名だったら検査結果を受け取れないと思うんですが...不思議なことをする人がいるものです)。

献血カードを持っている人は登録した4桁の暗証番号を入力して本人確認をします。

問診(最初は問診票に記入、そのあと医師の診察)ではステップ1にあげた「献血できない人」に該当しないかを確認します。正直に答えましょう。

問診票の記入はタッチパネルを使って質問に答えますが、このインターフェイスが曲者。項目を選択した後に必ず「確定」をタッチ(スタイラスペンで触れる)しなければなりません。やってみると分かるでしょうが、「いちいち確認するな」と言いたくなる時があります。印刷された結果を確認したら署名をします(選択ミスがあった場合はボールペンで修正して、その番号を記入します)。

いろいろと込み入ったことを質問されます。正直言って「それは答えようがない」という質問もあります。たとえば不特定の異性と性的接触を持ちましたかという質問の次に、夫/妻/恋人はどうですかと聞かれます。パートナーを信じていても、本当のところは分かりませんよね。

それはともかく、過去1年間に健康診断などで心電図検査を受けているかという質問もあるので、健診を受けた人はいつだったか確認しておきましょう(1年以内に心電図検査を受けていない場合は献血ルームで計測してもらえます)。

慣れていない人の鬼門はその後の検査採血。両腕の静脈を調べられ、血管が見えにくく針を刺しにくい腕から採血されます(針を刺しやすい方を本番に回す)。その場で検査結果が出て、数値が良ければ献血決定です。

献血は可能と判定されると、種類(全血200ml、全血400ml、血漿、血小板)を選択します。屈強な男性は400ml全血をお願いされるかもしれませんが、一旦体外に出た血液が戻ってくることに抵抗がなく、かつ太い針が怖くなければ成分(血漿、血小板)献血をしてみましょう。赤血球の大部分が戻ってくるので負担の軽い献血です(400ml提供すると次回献血可能になるのは3ヶ月後ですが、血漿だけなら1週間後から可能=回復です)。どっちも嫌だという場合は全血200mlになります。

人違い(血液の取り違え)が起きないように、バーコードが入った紙テープを腕に巻かれます。これには「荷札をつけられた」ような不快感を覚える人もいるでしょうが、堪えてください。

STEP4 水分補給とトイレ

以前は終了後に飲み物を勧められましたが、最近は事前にも水分補給が推奨されます。足りなくなってから飲むより合理的ですね。実は検査を待つ間にも飲み物(無料に設定した自販機がある)を勧められますが、検査結果が悪くて「飲み逃げ」になるのがきまり悪いので、私は採血可能と判定されるまで遠慮しています(職員の方は、検査結果が悪くてできない人にも「また今度来てください」と言いながら飲み物を勧めていますが)。

水分をとるとお呼びがかかるのがトイレ。献血がいったん始まると最長90分間は身動きが取れなくなるので早めに済ませておきましょう。(なお献血直後の放尿では失神転倒した事故があったため、男性も便座に腰掛けて用をたすよう勧告されています)

STEP5 採血

準備ができると呼び出されます。腕に巻かれた紙テープのバーコード読み取りもされますが、口頭でも氏名と血液型の確認があります。

以前はアルコール消毒だけでしたが、今は念入りにヨウ素液でも消毒されるようになっています。ヨウ素アレルギーのある人は、聞かれたときにはっきりと答えましょう(薬剤を変更してもらえます)。

後はまな板の上の鯉になったつもりでいいようにされてください(悪いようにはされません)。

なお、時おり「あまり上手でないナース」もいますから(誰だって新米の時期はあった)、針を刺したところがいつまでも痛かったり、指先にしびれを感じたりしたら遠慮なく申し出ましょう。

片腕が固定されるため、本や雑誌を読むのは難しいけれど、小型スクリーンでTVやビデオを見ることができます(献血ルームによっては待合室にDVDがあって選べる)。なお、携帯電話の電源は落としてください。

ナースを眺めるのは自由ですが、向かいの献血台の人をジロジロ見るのはいけません(気味悪く思われて、献血に協力してくれなくなるかもしれない)。

STEP6 休憩

採血が終わると血圧を計り、問題がなければ書類ファイルを受付に出すようにと渡されて終了。

15分間は止血帯を締めたままにします。

休憩所にある飲み物や菓子は自由に取れます。ただし持ち帰りは止しましょう。献血ルームによってはアイスクリームやハンバーガーが提供されるところもあります。

事務処理が終わると職員が献血カードと記念品やらなにやらを持って来ます。

STEP7 報告

感動?さめやらぬうちにツイッターやブログで献血体験を公表しましょう。後に続く人の励みになります。

もし残念なこと、嫌なことがあった場合は、感情に任せて悪口を公表する前に、血液センターに申し入れをすると改善されるかもしれません。

STEP8 検査結果の確認

後日、血液検査(生化学検査)の結果が送られてきます。標準値から著しく外れている場合はマークが付いているので、医療機関に相談しましょう。

生化学検査の項目
 ALT(GPT)、γ-GTP:肝臓の具合が分かる
 総タンパク質
 アルブミン:栄養状態が分かる
 アルブミン対グロブリン比
 コレステロール:栄養状態やメタボリックシンドロームかの指標になる
 グリコアルブミン:過去約2週間の平均血糖値を反映

血球計数検査の項目
 赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値、平均赤血球容積、平均赤血球ヘモグロビン量:貧血か分かる
 白血球数:感染症か分かる
 血小板数:出血の止まりやすさが分かる

検査成績を取っておいて献血を続けると健康管理に役立てられます。

※2010年12月28日からすべての献血者に血球計数検査結果が通知されるようになりました(以前は全血400mlと成分献血のみ)。

まとめ

初めてだといろいろドキドキすることがありますが、心配には及びません。
献血をすると自分の健康状態を知ることができます。

参考:初めて献血される方へ
http://www.jrc.or.jp/donation/l3/Vcms3_00001601.html

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hosokawak

元酵素屋
元編集者
元生化若手の会関東支部年長組組長秘書
元フォーラムマネジャー(ニフティサーブ)
元ウェブマスター
元ネットワーク管理者
元...

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