更新日: 2011-01-14 17:03:27

左義長(どんど焼き)の由来について(^.^)

著者: chaco_65

編集者: chaco_65

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はじめに

Photo by hiromama

正月の14日と15日に行われる火祭り・・・

その呼び方は、全国各地・津々浦々・・・ホントにたくさんあります。
ちなみに東京のときは『どんど焼き』でしたが神戸、富山、金沢では『左義長』といいます。

神戸と富山の時は子どもにお飾りや書き初めを持たせると学校で燃やしてくれました。


STEP1

Photo by chaco_65

一般的には『左義長(さぎちょう)』『どんど焼き』というようです。

他には『せいと焼き』『おんべ焼き』、「道祖神」や「さいの神」のお祭りと一緒になって『さいのかみ祭り』や『さいとばらい』、『三九郎(さんくろう)』なんて呼ぶ地方もあります。

野外でお正月の松飾りや門松、書初めなどを各家から持ち寄って燃やし、その火にあたると、一年間無事に過ごせると言われています。またその火でお餅や団子を焼いて食べるところもあるそうです。

書初めの場合は、灰が高く上るほど、字が上達するといわれています。

STEP2

Photo by shig2006

この行事は古くからされているため、その由来がはっきりしていません。
いくつかの説に分かれていますのでここで紹介いたします。

①「お正月にやって来て、そして、お正月が終ると去っていく神様(年神様)」を見送るため。

・火祭りの中に、周囲が燃え尽きる頃を見計らって、真ん中に立てた柱を、その年の恵方(年神様のやってくる方角)へ倒し、最後に一年災難を祓うおまじないとしている所があります。

②東日本の一部では、この火祭りを『道祖神のお祭り』としている場合が多くあります。

・道祖神というのは、村のはずれや、道の辻などなある石の神様で、神像や僧像のほかに男女が寄り添って手をつないでいたり、抱き合って愛し合っていたり、男性の象徴や女性の象徴の形をした石の場合もあります。

この道祖神の信仰は、日本アルプスで縦に縦断されたあたりから東へ、むかし相模と呼ばれていた地域(現在の神奈川県・長野県・新潟県)に集中しています。不思議なことにそこからは西にも東にも、あまり見当たりません。

この道祖神は、性の守護神(せいの神様)とも呼ばれています。

近頃では、性というとタブー視されがちですが、古代の人々にとって、民族の血を絶やさないための大切な営みでした。年神様と同様に仏教が伝わる以前、ひょっとしたら、大和朝廷が成立する以前からあったかも知れない日本の原始の大切な神様なのです。

この道祖神のお祭りとしての火祭りは、昔から道祖神が無い集落はないと言われるくらいその信仰が盛んな相模(神奈川県)が一番多いようです。

この道祖神を石ではなく木像で作る地方もあるようです。松本市の多賀神社には、今も数体の木像の道祖神が納められてられています。

また、野沢菜で有名な長野県の野沢温泉では、毎年、木製の男女の神像を造り「三九郎人形」と呼んで道祖神としています。火祭りの事を『三九郎』と呼ぶ地域があるのは、この人形に由来しているようです。

STEP3

Photo by dishhh

そんな道祖神と、よく同一視される事が多いのが『さいの神』です。

さいの神には、「塞の神」「幸神」「妻神」「斉神」「才神」「歳神」「障神」「性神」など、様々な字が当てられます。

『古事記』の上巻では、あの国産みで有名なイザナギが、イザナミ(亡くなった奥さん)に会いに黄泉の国(死後の世界)に行き、変わり果てた奥さんの姿を見て、怖くなって逃げ帰るくだりで、さいの神が登場します。

逃げる夫を追う妻…。
その追っ手を防ごうと、イザナギは、千人力でやっと動くかという大きな石を、道の中央に据えて道を塞ぎ、くい止めたのです。

その石の名前は『塞坐黄泉戸大神(さやりますよみどのおおかみ)』です。これが『さいの神』です。

『さいの神』は、良縁・妊娠・出産・性病などの性の守護神の他に、防災の守護神としての一面もあります。

さいの神と道祖神は、まったく同じであるのか、道祖神がさいの神から枝分かれした別の神様なのかについては微妙なところですが『今昔物語』や『宇治拾遺物語』『源平盛衰記』でも「道祖神」と書いて「さえのかみ」と読ませているという点から見ても、かなり古くから同一視されていたと考えて間違いないでしょう。

さいの神は、石像というよりも、大きな石そのものにしめ縄を張り、祀っている事が多いです。いずれにしても、このさいの神も、先の神様たち同様、日本の原始の神様である事には間違いないようです。

ちなみに、さいの神のお祭りは火祭りではなく、神の石に張ったしめ縄を、一年に一度取り替えるという形のものがほとんどです。こちらも、1月15日の小正月の前後に行われます。

STEP4

火祭りの中には、先ほどの木製の人形に疫や災いを封じ込め火の中に投じたり、稲に害を与える虫を防ぐための虫送りとして火を燃やすという、厄除けや農業の願いを込めた物もあります。

年神や道祖神・さいの神といった原始の神様は、もともと性の神様・子孫繁栄や、災害除けからうまれた神様でしたが、日本に稲作がもたらされ農耕民族になってからは、新たに五穀豊穣の願いも込められるようになりました。

やがて現在の火祭りというかたちになっていったようです。

まとめ

今年も皆様にとって良い年でありますように(*^_^*)

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精神年齢は今は下の子どもと同じくらい(*^_^*)
毎日いろいろなことを見て聞いて…
少しずつ成長していきたいな♪